ヨーロッパまではエチオピアエアライン、そして帰りは… そうエジプトエアライン。エチオピアエアラインと違いこれといって期待はなく帰ることが目的だった。結論その通り、このフライトに期待することはさほどないというか、なんなら期待以下だった。
エチオピアエアラインは機内食の量も多く、トランジットホテルも無料、空港はカオスとは言えすべて時間通りの発着で、なんなら着陸が人生に今までないくらい最も静かで操縦士の腕に驚いた。一方エジプトエアラインは印象に残るほど他のエアラインより優れてるものはなく、逆に全て平均値よりちょっと下といったところだろうか。トランジットが大幅に遅れているのを待ってくれたのは、エアカナダよりましというくらい。
路線
今回私が乗ったのは マドリード・カイロ・成田というエコノミーフライト。 午後3時くらいにマドリードを出発して、東京による6時に到着という日程。しかし、マドリードで3時間の遅延、1時間空港内で町、2時間弱機内で待機させられるという幸先の悪いスタートを切った。カイロでの乗り継ぎはたったの2時間30のため出発時から乗り継ぎ終わったなっていう絶望感で機内で5時間ほど過ごすことになったのですが、クルー(パジャマみたいな私服を着てた謎スタッフ)は大丈夫とのこと。信じてとりあえずカイロまで向かうことになりました。
フライト
フライト中に気になったのが、クルーが後ろでカーテンを閉め切ってサービスする気がないこと、基本機内食とドリンク以外のサービスをする気はないらしかったです。それ以外は業務外なのでしょうか… 機嫌が悪そうでした。あと私の乗り継ぎの質問対応してくれたのはTシャツを着たお姉さん。多分ほかのクルーより先輩っぽいのですが、なぜ私服なのか謎。エジプトエアラインはスタッフの業務外が他の航空会社より多く見えプロフェッショナルではないといえばそうだし、カジュアルといえばカジュアル。とりあえずかっちりした業務って感じではなかったですね。クルーのある人はビジネスクラスの機内持ち込み入れに自分のスーツケースをいれ、ビジネスクラスの空いた席で荷物の整理してました。(中身ぐちゃぐちゃすぎてびっくり)
足元のスペースは別に問題ないくらい。機内エンターテイメントは使用してないですが画面が壊れていなかったので合格です。
あと、機内に結構中東系の人が激臭の食べ物を持ち込んでてこれが臭すぎた。多分検疫で全部処分されるような怪しい食べ物。また、衛生的な面でも最初は綺麗だったのに、着陸時には通路にトイレットペーパー もう一度乗りたいとは思えない飛行機でした
機内食
ひとことでまとめると足りない。そしてケチ。
まずドリンクのジュースは配ってるとき以外は絶対にくれない。基本水飲み。そして機内食は3食すべて量が足りなかったです。長距離でこれは結構きつい。ちなみにエジプトエアラインはイスラム教のためアルコールの提供はありません。ジュースの種類は多いですが、何回ももらえるわけではないので得した気分にはならないですね…
機内食はこんな感じ。味はおいしいのですが量が足りず。
マドリードーカイロ : 牛肉とパスタ サラダ パン(直置き) フランスのクリームチーズ クラッカー パサついたチョコケーキ
カイロ―成田 :白身魚とパスタと冷凍野菜たち コーンとジャガイモのサラダ パン クラッカー ジュース 甘ったるいケーキ(本当においしくなかった)
朝食:クロワッサン パン フルーツサラダ オムレツ 匂うソーセージ ポテト
毎回ついてくるカップは食後のコーヒー紅茶用。毎回回ってます。
まとめ
以上をもって点数をつけるとしたら10点中4点といったところでしょうか。トランジットで乗り遅れを待っていたのは点数として大きいですが、機内サービスや食事などはマイナス面が目立っているフライト。あとはやはり乗客の層にもフライトのクオリティが左右されているように思います。変な食べ物を持ち込む人や、お香みたいな香水、大家族での移動など文化的な部分は否めないですが、その文化が日本人の私のフライトスタイルには全く合わないように思えたフライトでしたね。
興味があればぜひ乗ってみてください